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near2図書館 館長こと、にゃんちー。私の読書感想文と、頭の中の本をご紹介。日々の徒然(凸凹日誌)

会社員は目に見えない社内の「誰か」とも仕事をしている【頭の中の本棚より】

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普通のOL、私、絶賛給料計算の時期。仕事山積みなのは分かっていたのだけれど、想定外・予定外が多すぎて、今日の晩御飯はカレーをドカ食いです。ぶーぶー。

こんばんは。にゃんちーです。

 

ちょっと珍しいですが、今日はお仕事について。

私、会社員なので組織で働くことメインで話を進めていくにゃ🐈

 

 

はじめに 私の仕事:人事・労務・総務業務 を説明させておくれやす

にゃんちーの普段、ただの会社員。

私の仕事は主に人事・労務業務。総務業務は臨機応変で対応。

ありがちだけど、人事って?労務って?てか、総務って??という人も多いのではないでしょうか。

部署の名称や区分こそ違うけれど、どこの組織にも絶対にある部署。にも関わらず、社内では恐らく、一番何をしているのか分からない部署でもあると思う。笑

そして、仕事柄どうしても口うるさくなってしまうので、他部署からはうざがられる部署でもある。

 

本当にざっくり言うと…

人事→人材でもって組織を活性化・適正化していくお仕事。

   具体的には、採用・研修・評価・人事異動(適材適所の判断)

 

労務→労働者が安心して働ける組織づくり・環境整備をするお仕事。

   具体的には、労働環境の整備、給料計算、福利厚生などなど。

 

総務→社会・組織・経営・労働者、すべての繋ぎ手(架け橋)役。何でも屋さん。

   具体的に…と言いたいところなのですが、業務内容は、

   組織によって多岐にわたるため書けません!

   とりあえず私は、修繕・衛生管理・会議の日程調整と資料準備・広報など。

 

これを実際に全部1人でやってる。総務業務はなんとなーく雰囲気で、やれる方がやるって感じの分担だけど。(雰囲気で分担できるって、よくよく考えると凄い。笑)

間違いなくこれらが私の仕事で、1人でこなしてるというのは事実なんだけど、こう言うとさぞ出来る女✨みたいに想像されがち。

残念ながら、そんなにバリキャリのスーパーウーマンじゃない💦マジで。

 

私には決定権がない。役職もない。なので、指摘・提案こそすれど、会議への出席すら出来ない身分。採用の段取りはするけれど採用の決定権はない。評価制度の整備や段取りはすれど、評価への決定権もない。人事異動も同じく。もはや口出し厳禁レベル。

ないない尽くしなんだなーん。ということで、私は(立場的に)偉くはない。

 

総務(人事・労務・経理も含む)のポジション

さっき上げた仕事って会社で言うと、「縁の下の力持ち」的なポジション。

みんなが当たり前って思っていることを、当たり前のように過ごせるようにしている人たちが居るというのが、一見すると何をしているのか分からない部署の人たちなのだ。

 

みんなが当たり前のように働ける=経営がしっかりしているから。(主に経理)

当たり前のように毎月給料が入ってきて、賞与があって、社会保険も入ってて、扶養家族が増えれば諸々の手続きしてくれて、住民税も滞ることなく払ってくれて、所得税の計算(いわゆる年末調整)までしてくれて、仕事で怪我したら労災やってくれて、病気で長期休めば傷病手当とかもやってくれて…=労務が法律と制度でもって社員を守ってくれているから。経営状況を見てお金の工面ないし算段つけて経理が面倒みてるくれてるから。

 

と、こんな風にあげていくと本当にキリがないんだけど、これ、フリーランス(個人事業主)になったら、全部自分でやるんだぞ?

フリーランスって、凄いよ本当に。自分で仕事とってきて、こういうのも全部自分でやるんだから。

 

でも会社員って、税金の計算方法や、保険料の金額だって、その仕組みも知らなくたって、ぜーんぶ会社の誰かがやってくれているのだ。

法律改正も多いので、そのたびに就業規則を見直し、給料計算だって変わるんだ。一番わかりやすい例は、最低賃金の改訂だと思う。

バイトじゃないから関係ないと思っているのであれば、自分の時給を計算してみると良い。月給や年俸でもらっているからって安心していると痛い目を見るわよ?最低賃金、下回ってない?大丈夫?笑

 

さてここで、とかく、会社員の方へ質問です◎

 

今、健康保険料率がどのくらいか知っていますか?

今、あなたの職種の労働保険料率は?

所得税ってどうやって計算されていますか?住民税はどういう仕組み?

他によく分からない控除(給料から引かれているもの)はない?その用途はご存知?

 

今もの凄い強気でこれを書いているけれど、こんな強気に出られるのは、この縁の下の力持ちポジションがどれだけ大変で重要か、私がこの仕事に従事して身をもって知っているからです。馬鹿みたいに数ある法律を網羅しているし、ポイントだけでも把握しているからです。仕事柄、知識が必要だと痛感して自分で社労士の勉強をしていた時期があるからです。

 

多分、さっき上げた質問、ほとんど知らないと思うんだ。もはや、気にしたことすらない会社員は本当に多いと思う。自分の給料のことなのに、だ。

そして、私もご多分にもれず、この仕事に従事するまで、こんなこと全く知らなかったからです。勿論、気にも留めたことがなかったからです。

(とはいえ、ここに勤めるまで経理8年やってた。結局、縁の下の力持ちポジション十数年。)

 

100点でも誰も気づかない。1点でもミスったらマジ地獄。

例えば営業職なら、顧客は誰か。

企業であったり、個人であったり様々だけれど、目の前の「社外の人」だ。

 

じゃあ、総務を筆頭に縁の下の力持ちポジションの職種の人たちの顧客は?

それは同じ会社に勤めている社員達なのだ。

いかに会社を良くしていき、会社を守るのか、いかに社員が気持ち良く働けるようにしていくのか。ある意味でサービス業だと思っている。

 

だけど、さっきの質問がいい例で、こんなこと、誰も気にも留めていない。それゆえ、出来て当たり前なので、当たり前になるようにしてくれている人たちの努力を見過ごしがちなのだ。

更に、100点が常なので、他部署の社員から見て99点だった場合、地獄を見る。

勿論、私がミスをすることだってある。もうそれは、本当に申し訳ないとしか言えない。次、気を付けるしかない。

だけど、敢えて、他部署の社員から見てと書いたのには理由がある。同じ部署なら大体のことは把握していることが多い。

つまり、知識のない人たちから見てミスがあるように見えた時というのは、直しようもないし、救いようがないのだ。これが、本当に地獄でしかない。少なくとも、私には。

 

どうしてこんなことを言うかというと、

「年末調整でお金戻ってこないじゃないのよ!」という意味不明なクレームを必ず毎年受けるからです。

いや、それちゃうやんけって。年末調整=金戻る というお年玉システムじゃないわよ。

って言ったって、所得税そのものを理解していないからこういう変なイチャモン言われるわけで、専門用語は避けてどんなに説明しても通じないのでお手上げなのである。そしてとりあえず向こうの気が済むまで、一方的に怒られて終わる。

 

「今年市民税がゼロなのだけど…大丈夫!?」って聞かれたことがあるからです。

いや、それアナタは昨年は育休取得で所得ゼロだからやんけって。こんなの、まだ可愛いです本当に。

 

「今月の給料で、手当ついてないんだけど!?」って怒鳴られたことがあるからです。

いや、それ、あなた自分のタイムカードに入力漏れがあるからやんけって。

会社によっては全社員のタイムカードを確認してくれている、超絶親切なところもあることでしょう。それは労務担当者が複数いるか、外注しているか、はたまた上司がしっかりしているかだと思うのです。とにかく結局のところ、自分じゃない誰かがフォローしてくれているからなのです。

 

 

全て、「誰か」と仕事をしているという認識を持つことの重要性

こんなに書いてやっと本題。

自分は知らなくても、見えなくても、「当たり前」の裏には、必ず「誰か」がいる。会社であれば本当に総務や経理人事労務がそう。一緒に仕事していないようでいて、実は一緒に仕事をしているんです。

目の前の顧客だけでなく、自分の足元を支えてくれているメンツが居る。それが会社という組織なんだと思うんです。

だから、見えないけれど、知らないけれど、そこには絶対「誰か」が居るし、その「誰か」の仕事の発端は「自分」が担っているという認識を持った方が良いと思うのです。

 

自分が他の人のせいで、余計な仕事増やされたら嫌でしょ?笑

はっきり言って、これが常なのが、縁の下の力持ちポジションの人たちなのです。

タイムカードきちんと入れてくれれば、領収書きちんとまとめてくれれば…それをしないばっかりに!嗚呼!ってなるんです。

それに加えて、就業規則があって法律があって…と縛りも多いので口うるさくもなるのです。少なくとも、法律違反はダメなので。罰金ごときで済めばいいが、規模が小さければ下手すりゃ倒産だからね。

法律を守ることは、ひいては会社を守り、社員を守ることに繋がっているのです。

 

もし、新卒とか転職で、総務・人事・労務・経理に行く予定の方がこれを読んだら、ゾッとするかもしれない…。挽回せねば!

これが適職で天職ってこともあるよ、本当に。

これからこの職に就く人、あるいは今この職に就いていて悶々としている人は、ちょっと想像してみて欲しいです。

縁の下の力持ちだけど、脚光は浴びないけれど、自分の仕事で他のみんながイキイキと働いてくれていたら…と思うと、ちょっと嬉しいじゃん?

みんなが楽しく働けていたら、それは顧客満足度高めってことだよ◎

 

おわりに

今日はうーんと怒れたもんだから、縁の下の力持ち代表として(職歴浅いけど)言いたくなったのである。

発端は物凄くつまらないことなのだよ。これ☟

 

この仕事に就いてからというもの、本当に嫌で悶々としていたんだ。

それってなんでだろうって、考えたら今日のこのお話になったのだ。縁の下の力持ちポジションに感謝しろっていう話じゃなくて。

 

ミスは誰でもありうる。

だけど、それが「自分と誰か」との仕事だ、という認識がないと、こうやってミスの発端の一番遠いところに矛先が向いてしまう。

これはどの仕事にも言えるところで、誰が悪いとかではなく、ミスの発端を見つけるには、まず自分に一番近いところから順を追っていくのが確実で速いのだ。

 

例えば今日の私の出来事であれば…

①自分のタイムカードあってるかな?→OK

②じゃあ、勤怠ソフトの集計はあってるのかな?→OK

③そしたら最後は労務だな。

ってなるじゃない。

かなり端折ったけれど、私に辿り着くまでに幾つもの門があって、門の数だけミスが起こる可能性があるんだよね。いきなり他人、しかも今回なら最終関門に居る人を責めることにはならないじゃない。

人を責めるとやっぱりギスギスする。

原因は私じゃなかったけど?って、私も言いにくいものがある。笑

それに、いきなり最終関門にぶん投げると、最終関門に居る人が最後から最初まで全部辿っていかなければならない。効率の悪さが半端じゃない。ということで、残業したわけなのだ。

 

もつれた糸を解くには、まず先端を見つけないとなのだ。闇雲に見つけたものだけをモチモチと突いていたとて、もつれる一方なのだ。

それは、仕事も人間関係も同じなんだにゃん🐈

 

ということで、今日はこの辺で。

またにゃん🐈